当協会は1977(昭和52)年に設立されたのですが「土との会話」によって精度の高い品質を確保し、これを世間に認めていただくために多くの苦難を乗り越えてきました。20周年を機に、新しい歴史を刻んでいくわけですが当協会に課せられた責任の重さを実感しています。
当協会について
*JST工法は74(昭和49)年2月に特許(第720260号)が確定しており、76年7月から東海道貨物線生麦地区のトンネル掘削に伴う地盤沈下防止のための止水注列壁として施工され、その効果が確認されました。
77年6月に11社の有資格者と特許権利者とによりJST協会が組織され、工法の研究と資料の作成などを行ってきています。*当協会では、技術の向上と普及・発展を目指し、技術委員会を中心に積極的な活動を行ってまいりました。特に、
- コストダウンの追求
- 施工実例集の発行
- 技術セミナーの開催
を 通じて、大きな成果をあげています。
*ご承知の通り建設事業においては21世紀に向けて、環境に配慮した様々な技術開発が盛んに進められています。地盤改良分野においても地震などの災害対策としてその重要性が高まる中、環境問題への対応と施工コストの削減が大きな課題として取り上げられており、これに伴う工法、技術開発の多様化と発展は著しいものがあります。その中で、「JST工法」は、最大の特徴である2液による瞬結混合かくはん工法という利点を生かし、土木・建築など広い範囲で採用され、実績を伸ばしてまいりました。特に最近では、これまで地盤改良工法の適用が少なかった基礎分野への採用も増える傾向にあり、その有効性が見直されてきております。 本工法は瞬結により地下水へのセメント流出防止と機械式強制かくはんによる広範囲地盤への適用が大きな特徴ですが、さらに経済性、品質性、時間・空間的制約などに配慮し、時代のニーズと開発競争に対応すべく技術の向上に努めており、施工実績は約2000件に達しております。
*当協会は20年を迎え会員数も徐々にではありますが増えてきております。本工法も開発されて20年以上たつわけですが、改めて、常に時代のニーズや技術の進歩に遅れることなく努力を重ねることの大切さを認識しております。今後一層、工法と協会の発展を目指し、21世紀に向けての大いなる飛躍を遂げるべく協会員一同、努力精進する覚悟でおります。